ついに保育園待機児童0に!!

今年度の新しい委員会は健康福祉委員会になりましたが、最後の文教児童委員会の話題も。

報告事項として、令和4年度に保育園の待機児童がついに0になりました!

という報告がありました。先日児童館に視察に伺った際も、館長が「待機児童も0になりましたから!」と仰っており、区として長年待機児童対策に取り組んできて、ようやく0になった!ということに安堵していることが伺えます。

私も、待機児童0を公約にあげておりましたので、大変うれしく思っております!

数字を色々検討してみて、申込者数や定員数などを計算しても、おそらく来年度も待機児童は0でいけるのかな?という予想がされますが、今後の人口増減によってどうなるか、予断は許さない状況です。

申込者ベースなので、今後保育園への申し込みが急増した場合、また待機児が発生する可能性はあります。

気になったのは、板橋NO1プランに記載していた、今後の保育園を増やす計画は、ストップするということと、議会に報告はしない、という方針が示されたこと。板橋No1プランという、板橋の基本的な計画に書いてある計画なのに、易々と、「待機児童0になりましたので」と方針転換していいものなのか。

例えば加賀地域ではまたマンションの計画が立ち上がっていますが、ちゃんと充足するのか。数年後、数十年後を見据えた計画なので、検証をしっかりすることが必要です。

また、議会に報告の予定はないと言うところも疑問。庁議記録は議会にも配布しているので、不要と考えているという答弁でしたが、庁議記録には質問できませんから。

いずれにせよ、待機児童が0になったということは喜ばしいことです。今後も保育環境の充実、保育士の待遇改善、定数未充足の対応等々、引き続き提言を続けて参ります。