「生きる力を育む教育」とは?
生きる力ってなんでしょうか?
文部科学省が学習指導要領として「生きる力」を挙げています。
同じ言葉なので、説明が難しいのですが、私の考える「生きる力」とは「一人一人が自分の人生を自分らしく生きていくことができるようになる力」のことです。
TEDで一躍有名になったケン・ロビンソンの「学校教育は創造性を殺してしまっている」を見た時に、私は衝撃を受けました。
子供たちがこれからの社会を生きるために必要な力は、創造性であり、生き抜く力であります。
これまで長い間学校教育は変わってこなかった。2030年に向けて変わろうとしている。
子供たちの未来のために何ができるのか。
これまでも私自身は様々な企画を行ってきました。
1、歌舞伎を教える授業
三鷹市立第七小学校で行った授業です。6年生全員が歌舞伎役者に扮して白波五人男の一幕を演じました。これまで歌舞伎に触れたこともなかった子供たち。意味も分からずにセリフを覚えて、たった2ヵ月で舞台に立つ。緊張から泣き出してしまった子もいました。
しかし、頑張って結果を出すことのすばらしさを体験してもらえました。そして、本気で仕事をする大人の指導を間近で見て、真剣に生きることとは、どういうことなのかを学んでくれたと思っています。
2、お茶に親しむ授業
金沢小学校の寺子屋授業の一環として、もう何年も続けている「お茶に親しむ」。
裏千家の先生をお招きして、年に3回程度 お茶を体験する会を開いています。正座をしたことがない、というお子さんが結構いらっしゃいます。お茶のたしなみだけでなく、礼に始まり礼に終わる。お辞儀の仕方や、正座のしかたなど、日本の伝統文化をお伝えしております。
板橋から教育を変えていきたい。その思いで活動を続けております!